出自がめぐまれない女子がいた。里親と親戚の家を
たらい回し。それでもその女子は笑顔だけは絶やすこと
なく懸命に生きた。
高校に入学するも、親戚の紹介で結婚することになった。
まだ16になったばかり。親戚の「早く家庭をもたせたい」
という良心だったのだろうか
工場で働くことになるが、唯一無二の彼女の天が与えた
美しさが、そこにとどまることを許さなかった。
とるに足らない一枚の「働く女性」の宣材写真が彼女の
人生の歯車を回し始めた。
スカウトされるも鳴かず飛ばずの日々を送りヌードモデル
までした。でも彼女は決して腐ることなく、ひたすら前のみ
を歩いた。何度目かの事務所移籍を経て、準主役での演技を
認められ、ある映画の主役に大抜擢されることになった。
その映画を基に、彼女は一気にスターへの道を駆けのぼった。
その美貌は世界中の男性を虜にし、セックスシンボルといわ
れるまでになった。
2回目の結婚が舞い込んだ。メジャーリーガー、生い立ちが
どこか似ている2人。でも、その結婚も長続きはしなかった。
彼女がなくなったあと、墓前に自身が亡くなるまで薔薇の花を
献花したという。
亡くなるとき
「やっとこれで彼女のところにいける」といって人生を終えた。
そして、劇作家との結婚をへて、ついにプレジデントの目に
とまることになった。
悲劇はそこからはじまったのか。短い生涯ながらも、亡くなった
今でも彼女は、永遠のセックスシンボルという金字塔を打ち立て
続けている。
今、厳しい時代に突入しているが、そういう時代だからこそ
彼女の生き様がより鮮明に鮮やかに「クロ」−ズアップされると
思う。
「生きる力」「考える力」女性だけでなく、男性にも共感される
生き様。
彼女の名前をもつ馬が今年のエリザベス女王杯にでる。
ウイン「マリリン」
そんな彼女に敬意を表し、彼女の代表作にちなみ
黒枠から、567(コロナ)枠へ流し馬券。本線は黒緑の枠26
なのである。
マリリン・モンローを個人的に自己満足だが描き切った今年の
エリザベス女王杯。浮気するのは7年目でいいのか笑
秋のでっかい花火になるといいのだが・・・それを知るのは
神のみぞなのだな〜