開業して、8日目ゼンリンのコピーをもちご当地のとある住宅街。
縁側で友人と将棋をしていた。50代後半だったと思う。
見ず知らずの初対面の自分にいきなり権利書を差し出すのぼるくん。
時はさかのぼり、のぼるくん高校卒業後、ご当地創業の会社に就職。
「このままじゃ・・・」一念発起して東京に上京。今の菅(すが)
総理大臣と同じような行動。
それから5年以上の月日がたったある日、前の日に飲みすぎて寝坊。
これが彼の人生をかえたのである。
テレビをつけると、なにやら騒がしい。ニクソンショック。1ドル
360円。
昭和46年、高度経済成長まっただ中、所得倍増計画の中、のぼるくん
給料17000円、寮費5000円、貯金5000円、3000円は
育ててくれた母に送金。
貯めた30万円を握りしめ東京証券取引所へ向かう。今の相場でいえば
約10倍のお金なのである。
次の日、そのお金は10倍にばける。300万円
東京の立川市で、100万をもち豪遊。一晩で使い切る。それでもまだ
種銭はある。そして10日後、博才(ばくさい)があったのだろう。
そのお金は、みるみるふえ1500万に
今のお金なら宝くじの1等みたいなものだ。「栄光の10日間」と
のぼるくんはいっていた。
そのお金をもち、帰郷(ききょう)土地付き家を買い、仕事にもつき
時は、平成になり優秀な営業成績、床の間の賞状はほぼ1位表彰のもの
人生、山あり谷あり・・・後半は、書くのは忍びない。
「もう一度、あれがくるんだ!昭和46年・・・」
昨日、ドアを叩くがでてこない。今年2回目の訪問。一番はじめに
物件依頼をしてくれたお客様。口論も何度もした。一緒にご飯も食べに
いった。
近所にたまたまいた人に声をかける・・・
のぼるくん安らかに
今日も「GOGO」なのである。
のぼるくんのいってたあれは、今年くるのか、いや近い未来なのか
浜の真砂、たしかに受け取りました。頑張っていこう!
「悔いなく!」の9月、悔いなくできたかな〜うーん昨晩飲みすぎた?
笑・・・ちょ、まてよ・・・昭和46年・・・
4番と6番は、とりあえず選ぶな。追悼の意味も込めて